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持込み着物リメイクサービス

更新日:4月26日

チェルシエ倉庫では、着物を洋服に仕立て直すサービスもやっています。

お手持ちの着物を洋服にお仕立てするものです。


着物って、絹や綿やウールの良い生地でできていて、しかも柄もきれい。

無地でも織模様が入っていたりして、とても素敵です。


でも実際に着るとしたらちょっとハードルがあるなあ、と感じたりもします。

着付けに自信ないし、動きにくい感じもあるし・・・

あこがれるけど、でも日常着にはできないなあ・・・という時は、

いっそのこと、着物を洋服にしてしまうのも一案ではないでしょうか!



朱色の正絹訪問着リメイクワンピース
着物ギャザーワンピースの作品例

チェルシエ倉庫では、元の着物の特長を最大にいかしつつ、

洋服としてお手入れしやすく着やすく美しく着続けられるお仕立ての方法を研究してきました。

着物の柄が一番映えるよう配置するのはもちろんのこと、着物特有の事情(生地幅・傷み・シミ等)も踏まえて、ずっと着続けられるようパターン&縫製仕様を工夫しています。

着物リメイクにぴったりの洋服デザイン中から、お好みのものをお選びください。

(デザインのマイナーチェンジのご相談もお受けします)



着物は、いったん洋服に仕立ててしまうと、もとの着物の形には戻せません。また解いて縫いなおすことも難しくなります。

ですので、失敗や後悔のないよう、全力でお仕立ていたします。



【チェルシエ倉庫の着物リメイク特徴①:生地に無理をさせない設計】


着物リメイクに最適な洋服パターンを使ってお仕立てします。


着物の生地はデリケートなものが多いです。薄い絹や、繊細な地模様が入っていたり。

また古いものも多いので、生地自体が傷みやすかったりもします。

そういった着物独特の生地事情を踏まえ、洋服に仕立てた際になるべく生地に余計な負担がかからないようなデザインでお仕立てできるよう、パターンに工夫を凝らしています。


また、着物の生地は幅が狭いのえ、はぎ合わせる箇所がたくさん出てくるのですが、

はぎ方・はぐ場所を工夫して、なるべくきれいで歪みが出づらい設計を心がけています。



【チェルシエ倉庫の着物リメイク特徴②:柄の配置バランス】


着物ってきれいですから、そのきれいさは最大に生かしたいものです。

とくに振袖や訪問着など、大きな柄が入ったものの場合は、元の雰囲気を壊すことなく、洋服のデザインとしてしっくりくるように生地・柄を配置することが大切。


ここで試されるのが、美的センス。

洋服に仕立てあがったときの第一印象を左右するのが、シルエットと柄の配置です。

リメイクの際は、着物の柄の特長とリメイク後の完成イメージとをしっかり理解したうえで取り組まなければなりません。

もちろん、限られた生地量の中で柄を生かした配置をするのはなかなか骨なのですが、それこそが腕の見せ所だと思っています。


☟我が作品例の一部です。

時に異なる生地を合わせたリメイクもします。


カーキ色のトップ+黄色い紬のスカート
紬×リネンのワンピース

黒地着物の裾に模様
黒留袖リメイクのカシュクールガウン



着物の柄には派手なものも多いので、洋服にリメイクしたらなんか変・・・といったことも起こり得ます。柄の配置に無頓着なやり方ではそうなってしまいがちです。


きれいに縫製することはもちろんですが、それだけではない。

私の持てるセンスを最大に発揮して、美しい洋服にお仕立てします。



【チェルシエ倉庫の着物リメイク特徴③:服の裏側もきれいな縫製仕様】


チェルシエ倉庫では、着物リメイクの際の縫い代の処理が独特です。

服の裏側で、縫い代をもう1回折ってアイロンでおさえてからミシンで縫い込んでいます。

こうすることで縫い代がペラペラせず、ひっかかりが最小限に抑えられるようになります。


☟こんな感じ(服の裏側(肌側)です)

裏側もきれい。


全ての縫い代をこのように縫うのは、現在はあまり一般的ではありません。

というのは、とっても手間がかかるから。


現在、洋裁で一般的なのはロックミシンで縫い代をかがる方法です。

(一般的な方法)

これはロックミシンという機械が一気にかがってくれるので、速いし楽。

多分1/5位の時間で済みます。


ですが、ロックミシンでかがると糸の間から生地の裁断面は少し出てしまいます。

万一、何かの拍子(たとえば着ているときやお洗濯の時)にこの糸が引っかかりでもしたら、生地がつれてしまって傷んだり、形が崩れてしまったりしかねません。

ただでさえ着物の生地はデリケートなものが多いので、こういった心配は最初から取り除いておきたいものです。


そもそもロックかがりの糸目が、着物の美しさにそぐわない気もします。たとえ服の裏側であっても・・・・



【最後に】

繰り返しになりますが、着物は、いったん洋服に仕立ててしまうと元の着物の形には戻せません。また解いて縫いなおすことも難しくなります。


ですので、失敗や後悔のないリメイクにするため、チェルシエ倉庫では持てる限りの技術とセンスで、誠実にオーダーをお受けする用意を整えています。


そしてまた、失敗や後悔のないリメイクにするために、ご依頼主様にもお願いしたいことがあります。

ご不安な点、サンプル写真からではわかりづらいこと、サイズのことなど、少しでも気になることがある場合は、是非とも!事前にご連絡ください。

生地についてのご相談もお気軽にどうぞ。(その場合はお仕立てをご検討中のお着物の写真もあると助かります)

その他、デザインのマイナーチェンジなどのご相談も、どうかお気軽に。



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