のびないパンツ・比較
ゴム繊維をチェルシエ倉庫の「のびないパンツ」には3種類の型があります。
(この3種はすべて主に女性向けに設計したものです)
それぞれの違いと特徴をご紹介します。

★ふつうめの「ベーシック」★
レギュラーと呼んでも良いかもしれない、おへそちょい下くらいの履きこみのパンツ。
お尻すっぽりで、ふわふわした着用感です。
ローライズのパンツが苦手な方にはこちらがよろしいと思います。

ややカボチャパンツ的な見た目ともいえます。
哀愁漂うふんわり感をお楽しみください!
★浅めでかわいい「ビキニ」★
こちらはグッと浅めの履きこみのビキニ。
腰骨のでっぱり位のラインです。
小さくてかわいくて、シルエットもきれい。

お尻にちょこんと乗る感じで、布のもたつきを感じにくいデザインです。
★スッキリかっこいい「ボクサー」★
ボクサー型は水平的なラインが特徴的。
浅めの履きこみながら、足さばきが抜群でスッキリしたシルエットです。

実は、開発に一番苦労したのがこのボクサー。
クロッチ(股)部分が食いこまないような立体感を持たせるのに苦労しました。
数々の立体裁断&試作&試着・・・の試行錯誤の結果、これにたどりついたのです。
立体裁断で作っていますので、平置きしても完全にフラットにはなりません。
立体的な人間の身体を立体的に覆うパンツなので、そうなってしまうのです。
(生物学的)男性用のボクサーパンツやトランクスは、女性には合いません。
なので、似たシルエットのパンツを「のびない生地で」女性用に作るとなるとかなり骨なのです。
こんなパターンメーキング上の難しさも、カットソーのような伸縮素材を使えば勝手に生地が伸びてくれるので楽に解決できるのですが・・・。
でも私はのびない生地にこだわるのです。
※補足※
この時代に男だ女だと区別するなんてけしからん!と思わないでください。パンツの構造は男女の生物学上の違いを無視できないのです。外性器の形が異なるわけですから。
★そもそものびないパンツとは★
伸縮素材を使わずにできているパンツです。
伸縮素材とは、ゴムやカットソー生地のこと。一般的なパンツ(下着)はこれら伸縮素材を使っていることがほとんど100%です。
が、「のびないパンツ」は、そうした素材を使っていません。
ゴムは伸び縮みして便利ですが、身体のあたっている部分を知らず知らずのうちに締めつけています。結構も通気性も悪くなるし、汗もたまる。
また、使い続けていくと劣化してのびてきます。
ゴム繊維の織り込まれた伸縮生地もしかり。
カットソー素材がベロベロになりやすいのは、古いTシャツでご経験の方も多いはず。
このような伸縮素材をつかわない「のびないパンツ」は、ゴムの代わりに紐を使って体にフィットさせます。
生地は天然素材の織地。コットンやリネンを扱っています。
こうした材料は、物理的に丈夫であるとともに、血流や発汗などの身体的生理機能を妨げにくい特長があります。
長く使えて、身体にもやさしい。買い替えのサイクルも抑えられてごみも減るし、長い目でみたらお財布にも優しい。
そんな下着なのです。
しかも!ヒップサイズ&身長にあわせてサイズセミオーダーでお作りします。
型紙の補正代はいただきません。
お気軽にサイズオーダーのパンツ、お試しください!!
ほんとに、全世界のみなさんにぜひとも、お使いいただきたいものです。