ダマスク織シルクぼたんのゴム(大)
シルクの光沢と地紋が美しいダマスク織のくるみボタンを、しっかり太めのゴムに通しました。
髪をまとめたり、腕につけてブレスレットのようにしたりもできます。
小物をおしゃれに束ねるのにも良いですよ。
大き目のボタンに生地の柄がきれいに映えます。
くるみボタンの裏側には、モスグリーンの本革(床革)を貼っています。
ゴムは劣化しづらい上質のものを選び、ほつれ止め処理してあります。
ボタンは勝手にするする動かないようになっています(が、動かそうと思えば動きます)。
【生地の種類】
・ダマスク織の赤(ざくろみたいな柄入り)
・ダマスク織の白(ペイズリー)表
・ダマスク織の白(ペイズリー)裏
・ダマスク織の白(紋章みたいな柄入り)
【素材】
生地:絹
ボタン裏:本革
【サイズと重量】
ボタン径:約4㎝
重量:約10g
シリア・ダマスク織とシリアの復興支援について
このダマスク織は、内戦の被害からの回復過程にあるシリアで作られています。
シリアでは古くから高度な技術を要する絹織物の産地ですが、この文化産業を生かす形での復興が今おこなわれています。
チェルシエ倉庫では、このようなシリアの人々の自足的・自立的復興を支援する事業所Naseejより生地をとりよせ、作品制作を行っています。
この生地を使った作品の購入は、同地の人々の生活基盤回復と、すばらしい織物文化の持続を支える一助となります。
支援というと寄付金を思い浮かべることが多いかもしれません。しかし、一時的な送金は持続的支援にはつながりづらいものですし、また一方的な善意の提供にとどまってもしまいかねません。
シリアの人々が自立的・自足的に経済回復をするための基盤づくりへの支援は、その基盤そのものを支える形でなされるのがベストでしょう。現地の製品を正当な対価で購入し続けることで、息長くシリアの経済復興に携わることができます。
さらに、これによって、私たちはシリアのすばらしい文化産業であるダマスク織の伝承・発展にも寄与できるのです。しかも、その産物である美しい織物を身近に使って愛でながら。
シリア・ダマスク織の特長について
チェルシエ倉庫で扱っているシリア・ダマスク織は、細い先染め絹糸をふんだんに使ってつくられたシリア産の高級織地です。
この高級感あふれる美しい色合いと特徴的な地紋(生地の柄模様)は、複数の色糸の織り込み方を細かく変えることで描き出されます。
またこの織り方の変化によって生地表面にわずかな凹凸ができます。そしてこの凹凸によって、光の加減で色味が変わってみえるシリアダマスク織独特の魅力が生み出されるのです。
この緻密な模様を織り込むには極めて複雑な糸の扱いが必要になるため、現代主流のコンピュータ制御の全自動織機では織ることができません。
そのため、シャトル織機と呼ばれる人の目と技術を要する織機で時間をかけて織られています。かかる時間は全自動織機の10~20倍ですが、職人の目と手を経てゆっくり織りあげられた生地は、ふんわりとした厚みがあり、優しい表情をもっています。
厚みはあるものの、とても軽いのも優れた特長のひとつです。

